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4月12日から私の師匠の水墨画家•土屋秋恆先生の水墨画教室が渋谷でスタートします。
そして、私もこの度から指導補助という形で初級者の方の指導に入らせて頂くことになりました。
もし、水墨画にご興味がありましたらこの機会に受講されてみてはいかがでしょう。
先生の教え方はとても丁寧で解りやすく面白いです(笑)
また、少人数制ですので、しっかり技術を習得することが可能です。
ちなみに私は水墨画を始めて7年になりますが、未だ水墨画の魅力は尽きることがありません。
☆お申し込み/詳細はこちら
シダックス・カルチャー・ビレッジ
https://www.cultureworks.net/culture/programs.html?catid=70&catnm=アート
ちょっと良い機会なので、私が水墨画を続けて感じたことなどお伝えします。
とても長いですが、水墨画に興味がある方のご参考になりましたら幸いです。
●水墨画はご存知のとおり白黒の世界なのですが、私はこの白黒の濃淡の中に、無限の可能性が秘められているように感じています。
水墨画を知ると誰もが「シンプルが故に奥が深い」という意味がよく解るようになります。
水墨画は基本1本の筆で全てを描くことが出来ます。
必要な画材は1本の筆と墨と硯、紙、白い皿2枚、そして水だけです。すごくシンプルです。
専門の知識や高い画材がなくても、誰にでも始められます。
そして、誰もが一度はお習字で筆を使ったことがあるように、水墨画の筆も使えます。
●絵は好きだけど、絵心がないと思っている方でも水墨画は描けるようになります。
なぜなら水墨画は「襖についた醤油のシミ」も、山水画に見たてて鑑賞出来る面白い世界です。
技術も大事ですが、水墨画は心の目を養うことが出来ます。
皆さんが描いた花の絵は、同じお手本の花でも色んな印象の花になります。
凛とした花、優しい花、柔らかい花、若い花、元気な花。
それは十人十色で、どれもその人の個性と美しさを放ってます。
絵心が、絵を楽しむ心であるならば、水墨画はだれでも絵心を持てるようになります。
そして、自分らしい作品を産み出すことが出来るようになります。
●水墨画を描くと、自分の心が見えてきます。面白いほど解ってきます。
それは座禅を組み、瞑想している状態に似ています。
たとえば滝がモチーフの絵を描くと不思議なほどに心の状態が現れます。
滝は普通、岩や、木々、滝壺の水面など、滝の周りの景色から描いていきます。
そして全ての舞台が仕上がった最後に、滝の流れを表現する線を上から下にスーッと
描きます。それはまさにクライマックス、絶対に失敗が許されないこの絵の主役、まさに入魂の一筆です。
そして、このときに自分の心が出てきます。良い舞台が描けていればそれだけ、このまま良いものに仕上げたい、失敗したくないと言う欲が出ます。
流れのままに無心で描けば良いところを、いざ滝を描く段階になると、我に返ってしまいます。
そして、気負った分だけ、心のままに絵に出ます(笑)
緊張して描けば、滝の流れる線は肝心な所で歪んだり、切れたりします。
私も初めの頃、最後の最後にミミズが這ったような線の滝の流れになり、自分の心に苦笑いをしたことがよくありました。
それが、いつ頃からかスーッっと引けるようになりました。(今でもたまに失敗しますが(笑)
凛とした「心が動じていない線」が描けた時、自分の心の成長を秘かに感じたりしました。
こういう内的成長を感じることが水墨画ではよくありますが、単純に良い絵がかけたこと以上の、もっと深い達成感と喜びだったりします。
●私は水墨画でいろんな草や花、木々、風景を描いていると、日常がとても楽しくなりました。
例えば、今までは何とも思っていなかった景色が気になりました。公園の花や道ばたの見慣れた街路樹の枝振りが目に入ってきました。なるほど、こういう風に枝は幹から出ているのか、木の皮はこんなにボコボコしてたんだなぁ、この花は色んな色があるんだ、葉の葉脈から、枚数、今まで素通りしてきた色んな生命が見えてきました。これはなかなかの感動です。散歩が楽しくなり、写真を撮っても、水墨画を始める前より良い感じに撮れるようになりました。それはたぶん、世界が好きになったからだとおもいます。水墨画を描くようになって、鳥や動物と同じように植物も鉱物も全部魅力的になりました。これは、水墨画のおかげです。
...と言う感じで(笑)
白と黒の間にはスポーツのような楽しさや、禅のような内観、目から鱗の新しい価値観など、ただ絵を描くだけではない、いろんな楽しさが詰まってました。
私はまだまだ半人前ですが、一生かけて水墨画道を進んで行きたいと思っています。
そしてこの先にどんな発見があるのかとっても楽しみなのです。
どうです、一緒に楽しみませんか(笑)
墨閃会会員 準師範 浦正
初級の方は最初に「春蘭」や「桔梗」からスタートですよ \(^o^)/
桔梗/浦正画
そして、私もこの度から指導補助という形で初級者の方の指導に入らせて頂くことになりました。
もし、水墨画にご興味がありましたらこの機会に受講されてみてはいかがでしょう。
先生の教え方はとても丁寧で解りやすく面白いです(笑)
また、少人数制ですので、しっかり技術を習得することが可能です。
ちなみに私は水墨画を始めて7年になりますが、未だ水墨画の魅力は尽きることがありません。
☆お申し込み/詳細はこちら
シダックス・カルチャー・ビレッジ
https://www.cultureworks.net/culture/programs.html?catid=70&catnm=アート
ちょっと良い機会なので、私が水墨画を続けて感じたことなどお伝えします。
とても長いですが、水墨画に興味がある方のご参考になりましたら幸いです。
●水墨画はご存知のとおり白黒の世界なのですが、私はこの白黒の濃淡の中に、無限の可能性が秘められているように感じています。
水墨画を知ると誰もが「シンプルが故に奥が深い」という意味がよく解るようになります。
水墨画は基本1本の筆で全てを描くことが出来ます。
必要な画材は1本の筆と墨と硯、紙、白い皿2枚、そして水だけです。すごくシンプルです。
専門の知識や高い画材がなくても、誰にでも始められます。
そして、誰もが一度はお習字で筆を使ったことがあるように、水墨画の筆も使えます。
●絵は好きだけど、絵心がないと思っている方でも水墨画は描けるようになります。
なぜなら水墨画は「襖についた醤油のシミ」も、山水画に見たてて鑑賞出来る面白い世界です。
技術も大事ですが、水墨画は心の目を養うことが出来ます。
皆さんが描いた花の絵は、同じお手本の花でも色んな印象の花になります。
凛とした花、優しい花、柔らかい花、若い花、元気な花。
それは十人十色で、どれもその人の個性と美しさを放ってます。
絵心が、絵を楽しむ心であるならば、水墨画はだれでも絵心を持てるようになります。
そして、自分らしい作品を産み出すことが出来るようになります。
●水墨画を描くと、自分の心が見えてきます。面白いほど解ってきます。
それは座禅を組み、瞑想している状態に似ています。
たとえば滝がモチーフの絵を描くと不思議なほどに心の状態が現れます。
滝は普通、岩や、木々、滝壺の水面など、滝の周りの景色から描いていきます。
そして全ての舞台が仕上がった最後に、滝の流れを表現する線を上から下にスーッと
描きます。それはまさにクライマックス、絶対に失敗が許されないこの絵の主役、まさに入魂の一筆です。
そして、このときに自分の心が出てきます。良い舞台が描けていればそれだけ、このまま良いものに仕上げたい、失敗したくないと言う欲が出ます。
流れのままに無心で描けば良いところを、いざ滝を描く段階になると、我に返ってしまいます。
そして、気負った分だけ、心のままに絵に出ます(笑)
緊張して描けば、滝の流れる線は肝心な所で歪んだり、切れたりします。
私も初めの頃、最後の最後にミミズが這ったような線の滝の流れになり、自分の心に苦笑いをしたことがよくありました。
それが、いつ頃からかスーッっと引けるようになりました。(今でもたまに失敗しますが(笑)
凛とした「心が動じていない線」が描けた時、自分の心の成長を秘かに感じたりしました。
こういう内的成長を感じることが水墨画ではよくありますが、単純に良い絵がかけたこと以上の、もっと深い達成感と喜びだったりします。
●私は水墨画でいろんな草や花、木々、風景を描いていると、日常がとても楽しくなりました。
例えば、今までは何とも思っていなかった景色が気になりました。公園の花や道ばたの見慣れた街路樹の枝振りが目に入ってきました。なるほど、こういう風に枝は幹から出ているのか、木の皮はこんなにボコボコしてたんだなぁ、この花は色んな色があるんだ、葉の葉脈から、枚数、今まで素通りしてきた色んな生命が見えてきました。これはなかなかの感動です。散歩が楽しくなり、写真を撮っても、水墨画を始める前より良い感じに撮れるようになりました。それはたぶん、世界が好きになったからだとおもいます。水墨画を描くようになって、鳥や動物と同じように植物も鉱物も全部魅力的になりました。これは、水墨画のおかげです。
...と言う感じで(笑)
白と黒の間にはスポーツのような楽しさや、禅のような内観、目から鱗の新しい価値観など、ただ絵を描くだけではない、いろんな楽しさが詰まってました。
私はまだまだ半人前ですが、一生かけて水墨画道を進んで行きたいと思っています。
そしてこの先にどんな発見があるのかとっても楽しみなのです。
どうです、一緒に楽しみませんか(笑)
墨閃会会員 準師範 浦正
初級の方は最初に「春蘭」や「桔梗」からスタートですよ \(^o^)/
桔梗/浦正画
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