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全国公募第16回総合水墨画展が8月4日〜13日まで新国立美術館1Fで開催されています。

http://www.nact.jp/

http://www.nact.jp/exhibition_public/exhibitions.html#kouboten030

会場には作家作品はもちろんのこと、さすが全国規模の展覧会だとうなるほどの素晴らしい作品がたくさん展示されています。
水墨画を初めて満5年になり、そろそろ自分のレベルを確かめたい想いから出品してみたところ、ビギナーズラックで入賞させて頂きました。
もしお近くにお越しの際はどうぞ涼みにいらしてください。入場無料ですw


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/22b99d7ddb7cd02d970224f316203573/1312509640

題:いぶき
サイズ:F30号

この絵を描いたのは3月の末頃です。
こどもの春休みに同行し、帰省した田舎で樹齢何百年もある大きな楠木に出会いました。
311の震災の動揺から、絵を描くことの無力さに悩んでいたときでもあったので、この楠木を前にしたとき、言葉にならない感動を受けました。
ぼくもいつかこの巨木のように、どんな強風にもビクともしない大きくて深いものなりたいなぁなどと漠然と想い願いながら描きました。


今回、大勢の諸先輩方の作品を見るたびに、自分は技術的にも表現的にもまだまだだという思いになりました。それが少し悔しく、また水墨画道の奥の深さを少し実感出来たことがとっても嬉しくもありました。

表彰式ではほんとに大勢の受賞や入選の皆さんがいらっしゃいましたが、その中でたぶん私が最年少でした。私の親か、それ以上のご高齢の方も大勢いらしてました。
係員に肩を借りて、杖や車椅子でゆっくりと、一所懸命に登壇される方が沢山いらっしゃいました。
その方々の背中を見ているうちに、この方たちはすごいなと、きっと最後のときまで絵のことを考え、水墨画を楽しんでいくんだろうなぁと、じわじわとそんな気持ちになってきました。
私の年齢(39歳)の倍以上ある先輩の背中に、自分の未来を見せてもらっているようでした。
僕もこの方たちのようにいつまでも絵の道を研鑽し、楽しんでいこう!なんて心底思いました。
みんなすごいなぁ、かっこいいなぁ、オレはほんとにまだまだだなぁ、悔しくて清々しい、そんな表彰式でした。


会場には全国から選ばれた素晴らしい力作がたくさん展示されています。
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/22b99d7ddb7cd02d970224f316203573/1312509641

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